インターハイ案内所を中止 台風12号接近で三重県が対応

【インターネット中継で台風の対応を指示する鈴木知事(奥)=県庁で】

三重県内で開かれている全国高校総体(インターハイ)の実行委員会は27日、台風12号の接近を受けて対応を協議し、28日のバレーボール男子とハンドボールを予定通り実施すると決めた。一方、競技会場の最寄り駅などに設ける高校生の総合案内所や会場での物販は、台風の影響を考慮して中止を決定。鈴木英敬知事は27日の幹部会議で、市町と連携してインターハイの対応に当たるよう指示した。

県教委の高校総体推進課によると、いずれの競技も屋内開催のため、台風の影響は少ないと判断して実施を決めた。一方、暴風警報が発令された場合には、補助員を務める高校生らを帰宅させる。

28日に伊勢市の県営サンアリーナと三重交通Gスポーツの杜伊勢で開くバレーボール男子は日程を早めるためにコートを増やす。津市のサオリーナなどで開かれるハンドボールは予定通りの日程で開く。

高校生らが五十鈴川駅に設ける総合案内所は屋外のため、28日は運営を中止する。津駅と白子駅の構内に設ける総合案内所は予定通り運営するが、台風の状況によっては撤収も検討するという。

このほか、サオリーナと県営サンアリーナでは高校生によるアイスクリームなどの販売も予定されていたが、いずれも28日は中止。1日に県営サンアリーナで開く総合開会式の準備も一時的に中止する。

また、県は27日、県庁で緊急部長会議を開催。県幹部らが台風12号の進路や降雨量などの予想について津地方気象台の担当者から説明を受けたほか、県教委からインターハイの対応について報告を受けた。

鈴木知事は北海道に出張中のため、インターネット中継で会議に出席。「県内ではインターハイが開かれているほか、多くのイベントが予定されている。市町と連携を密にして態勢を整えてほしい」と述べた。