鈴鹿の男性遺棄事件 自宅で襲撃後殺害か 遺体から睡眠薬成分 三重

三重県鈴鹿市稲生塩屋一丁目の住宅駐車場に止めてあった軽ワンボックス車内で5月、この家に住む解体作業員横山麗輝さん(25)が遺体で見つかった事件で、自宅で発見された血痕が麗輝さんのものだったことが25日、捜査関係者への取材で分かった。県警は麗輝さんが何者かに襲われた後、何らかの理由で妻の富士子容疑者(45)=死体遺棄容疑で逮捕=が経営するスナックに向かい、殺害されたとみて足取りを調べている。

県警はこれまでに、麗輝さんと同居していた妻で飲食店経営の富士子容疑者(45)と、その交際相手の会社員上山真生容疑者(29)=鈴鹿市住吉二丁目=を麗輝さんの遺体を遺棄した死体遺棄容疑で逮捕している。

捜査関係者によると、自宅で発見された血痕は鑑定の結果、麗輝さんのものだったことが判明。また麗輝さんの遺体からは睡眠薬の成分が検出されたという。何者かが麗輝さんに睡眠薬を服用させた後、殺害した可能性が高いとみている。

また遺体発見の約1時間前ごろ、富士子容疑者が経営するスナック駐車場に停めた麗輝さんの軽ワンボックスに、何者かが荷物のような物を運び入れる様子が付近の防犯ビデオの映像で確認されたという。富士子容疑者はこれまでの事情聴取に対し、麗輝さんが前日深夜から未明にかけて店を訪れ、午前5時ごろに1人で店を出たと供述していた。

県警は横山さんがスナックに到着後、何らかの形で睡眠薬を服用させられてから殺害され、遺体を上山容疑者が運転する車で自宅に遺棄されたとみて調べを進めている。