あす猛暑予定も停電へ 中電が工事予定 四日市、菰野町一部で 三重

中部電力が26日の日中に、三重県の四日市市と菰野町の一部世帯を対象に停電を予定していることが、同社などへの取材で分かった。電線の張り替えや電柱の移設が理由だが、対象地域の住民からは「エアコンが使えず、熱中症が心配だ」と懸念の声が上がる。

同社などによると、四日市市高花平の20世帯で26日午後1時から約3時間、菰野町下村の5世帯で午後1時から約1時間半にわたって、それぞれ停電する。新規の契約がはいったため、電線を張り替えたり、電柱を移設したりするのが停電の理由という。

停電の時間帯は気温のピークと重なるが、対象世帯ではエアコンが使えなくなる。津地方気象台によると、四日市市内の気温は24日午後1時に、37・1度を記録する猛暑日となった。停電が予定される26日も、同様の気温となる見通しだ。

同市高花平四丁目の男性(76)は取材に「地区には一人暮らしの高齢者も多く、寝たきりの人もいる。暑い時間帯を避けてほしいと中部電力に掛け合ったが、『決まった日程だから』と応じてもらえなかった。酷暑の中で停電すると熱中症が心配だ」と話していた。

同社は停電を伝える文書を事前に対象地域の世帯に投函したが、熱中症への注意は呼び掛けていないという。同社三重支店は「工法を見直すなどして当初の予定よりも停電の規模や時間を縮小させる努力をしている。ご理解いただきたい」としている。