平和誓い戦没者に献花 三重県が追悼式 遺族ら900人参列

【戦没者追悼式で献花する遺族ら=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

三重県は24日、本年度の戦没者追悼式を津市一身田上津部田の県総合文化センターで開いた。792人の遺族を含む約900人が参列し、昭和12年以降の戦没者ら約5万3千人に祈りをささげた。

全国戦没者追悼式などが開かれる8月を前に昭和41年から毎年実施している。鈴木英敬知事や遺族会会長の田村憲久衆院議員、前田剛志県議会議長らも参列。黙とうをささげ、献花した。

鈴木知事は式辞で「戦争で亡くなった方やご家族の図り知れない思いがあってこそ、今を生きる我々が平和を享受できている。平成に続く新しい時代が恒久平和の時代になるよう力を尽くす」と述べた。

ミャンマーで父親を亡くした津市の藤井幸代さん(76)は遺族を代表し「若い世代に戦争の悲惨さや平和の尊さを伝え、二度と戦争を起こさない日本と国際社会への貢献を強く訴える」と追悼の言葉を読み上げた。