広島豪雨被災地で支援 松阪市職員が活動報告 三重

【土石流に襲われた住宅団地での行方不明者の捜索活動を竹上市長(右)に報告する消防職員ら=松阪市役所で】

【松阪】広島県の豪雨被災地へ災害支援活動に派遣されていた三重県の松阪市職員20人は23日、市役所で竹上真人市長に現地での活動を報告した。

防災対策課2人が広島県熊野町の災害対策本部業務や避難所運営に当たり、松阪地区広域消防職員16人が同町で行方不明者を捜索。上水道建設課2人が同県呉市で給水活動に携わった。

防災対策課職員は「避難所の町民体育館には約120人。災害で発生したごみはとりあえずグラウンドに置き、5分10分おきに運ばれ、すごい砂ぼこり。われわれの提案で飛散防止のため塩化カルシウムをまいた」と話した。

教訓として「災害時の自らの役割を確認しておく」「応援の受け入れ体制を準備しておく」を挙げた。ほぼハザードマップ(被害予測地図)通りに土石流が発生したと指摘し、「危ない場所は危ない」と訴えた。

行方不明者を捜した消防職員は「150世帯が住む住宅団地の裏山が崩れた。スコップとチェーンソーで作業し、土砂をバケツでリレー」「人海戦術なので人手を多く投入しないといけない。猛暑でどう健康管理をするか課題だった」と述べた。

竹上市長は「われわれの所でいつ何がどういう形で起こるか分からない。経験が大事。こうしたらどうだと提案してほしい」とねぎらった。