菰野町の「湯の山かもしか大橋」 来月24日に供用開始 三重

【記者会見で湯の山かもしか大橋の供用開始を発表する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は23日の定例記者会見で、菰野町の湯の山温泉街と国道477号(旧鈴鹿スカイライン)を結ぶ「湯の山かもしか大橋」を8月24日に供用開始すると発表した。新名神の菰野インターチェンジ(IC)が完成すれば、大阪・名古屋方面から湯の山温泉街への移動時間が短縮され、利便性が向上する。

湯の山温泉街へのアクセスは現在、県道湯の山温泉線のみ。県は温泉街の住民や宿泊客が災害時に孤立するのを防ぐため、約37億円をかけて全長269メートルの橋を建設。26年度に着工した。

県によると、自動車などで湯の山温泉街を訪れる観光客は東名阪四日市ICで降りて湯の山温泉街へ向かうのが主流。本年度完成する予定の菰野ICから降りて湯の山かもしか大橋を渡ると移動時間を約15分短縮できるという。

鈴木知事は「完成できて大変うれしく思う。リニューアルされた御在所ロープウエイや開湯1300年を迎えた湯の山温泉での観光を楽しんでほしい」と観光客の増加に期待。渋滞対策としてパーク・アンド・ライド方式が検討されていることを明かした。

菰野町は供用を開始する8月24日に菰野町が湯の山かもしか大橋の開通記念式典を開催。知事らがテープカットした後、地元関係者が渡り初めをする。同日午後3時以降、車が通行できるようになる。