熱中症 桑名の高齢男性死亡 県内で搬送相次ぐ 三重

高気圧に覆われた三重県内は22日も強い日差しが照りつけ、広い範囲で猛烈な暑さとなった。伊勢新聞の集計では、熱中症と見られる症状で救急搬送されたのは45件となった。21日には桑名市で、熱中症の疑いで高齢男性1人が死亡した。

津地方気象台によると、22日は県内8カ所の観測地点で35度以上を記録。最高気温は津市の38・5度で、平年の最高気温より7・8度高かった。県内各地で救急搬送が相次いだが、同日午後6時現在、いずれも命に別条はないという。

桑名市消防本部によると、21日午後4時ごろ、市内に住む1人暮らしの男性(78)が布団の上でぐったりしているのを、隣に住む弟が発見。男性は熱中症の疑いで市内の病院に搬送され、死亡が確認された。この日は県内の観測地点のうち、4カ所で35度以上の猛暑日を記録した。最高気温は伊賀市上野で36・6度。

津地方気象台の担当者は「今後2週間ほど平年よりかなり気温が高い日が続き、早朝や夜も暑い日がある」と指摘し、水分補給をこまめに取るなどの熱中症対策を呼び掛けている。