山車舞台回しに歓声 亀山で関宿祇園夏まつり 三重

【ちょうちんに明かりをともし関宿街道を巡行する山車=亀山市関町で】

【亀山】三重県亀山市関町の旧東海道関宿街道一帯で21、22日の両日、夏の恒例「関宿祇園夏まつり」が開かれ、約300年以上の伝統を引き継ぐ祭りに観光客や市民ら延べ4500人でにぎわった。

両日、午後から地元若者らが神輿を担ぎ、町内を練り歩いた後、午後6時から同町木崎、北裏、中町三番町、四番町からそれぞれの「山車」が同街道や町内を巡行しながら、山車の上部が回転する「舞台回し」を披露。観客らの歓声と拍手に関宿は熱気に包まれた。

また、21日には午後7時半から、同街道西の追分にある「御旅所」から同町新所の地蔵院まで約800メートルの街道を、各地区の婦人会や亀山高校インターアクト部、事業所有志ら総勢約200人が揃いの浴衣や法被姿で、明かりのついたぼんぼりを手に持ち踊る「灯おどり」を披露。多くのアマチュアカメラマンらが、シャッターを切っていた。

主催者の同市観光協会の黒田力男会長は「連日の猛暑の中、熱中症への万全の対策として、神輿の担ぎ手や山車関係者には、水分補給と十分な休憩をとるよう指示した」と話していた。