節約傾向やや緩む 第三銀行が消費者アンケート

【松阪】第三銀行(三重県松阪市京町)は18日、消費者アンケートの結果をまとめた。節約傾向がやや緩んだが、自動車の購入には慎重姿勢が見られた。

対象は、県内本支店の来店客千人。99・6%に当たる996人が回答した。

現在の生活に「満足」と「ほぼ満足」を合わせると74・8%を占め、過去2年の調査と比べ増加傾向。将来の見通しについては、暮らし向きが「良くなる」「やや良くなる」は45・1%と半数近くに上った。

生活必需品への支出を「増やしている」は35・8%で、昨年調査の9・8%から大幅に増えた。趣味・旅行・レジャーへの支出も「増やしている」が前回の7・6%から今回は19・1%へ増加した。一方、家電など耐久消費財への支出は「減らしている」が昨年の21・0%から今回は28・2%に増えた。

同行は「緩やかな景気回復が続いて家計の収入も増加傾向にあることから、日用品への節約傾向は薄らいでいる」「家電など〝モノ〟よりも趣味やレジャーなど〝コト〟消費に向かう傾向は根強い」と分析している。

自動車の保有者は9割に達し、全国平均の乗用車世帯保有率76・8%を大きく上回っている。ただ、車の買い替えサイクルは「以前より長くなった」が36・8%で、「短くなった」の3・4%を大きく上回っている。長くなった理由は「自動車の性能向上」が最多。

同行は「消費支出をできるだけ抑えようとする傾向が、車の性能アップと相まって購入サイクルの長期化につながっている」とみている。