
【伊勢】三重県伊勢市東大淀町のブルーベリー園で17日、近くの東大淀小学校の児童を招いた収穫体験があった。ブルーベリーを栽培する「東大淀地区まちづくり協議会」のメンバーに教わり、1、2年生30人が、大粒に実った紫色の果実を摘み取った。
同協議会は約十年前、住民らに収穫を楽しんでもらおうと、町会所有の荒廃地を活用してブルーベリー園を耕作。約400平方メートルに65本を栽培し、地区の児童や幼児親子らを招いて収穫体験を開いている。
児童らは、熟した実を取って試食し「おいしい」「すっごく大きい」などと歓声を上げ、夢中になって収穫を楽しんだ。
協議会の岡本忠佳会長(73)は「甘みのあるいい実ができた。子どもらに喜んでもらえることが何よりうれしい」と話していた。
来月は地区の幼児と保護者らを招いて収穫する。