芳野三重県議「地方の声、国政に」 来夏の参院選に立候補表明

【次期参院選への立候補を表明する芳野県議=三重県庁で】

旧民進党の国会議員や地方議員らが近く設立する見通しの地域政党「三重民主連合」は9日、三重県庁で記者会見を開き、芳野正英県議(43)(新政みえ、1期、四日市選出)を来夏の次期参院選三重選挙区(改選数1)に擁立することを明らかにした。

芳野氏は「政権交代可能な二大政党制を実現し、課題が山積する地方の声を国政に届ける。地方議会で福祉を重点に活動してきたことを国政に生かしたい」と動機を説明。無所属での立候補は「制度的に不利だが、しっかり歩き回って勝機を見いだす」と述べた。

三重民主連合の代表に就任する中川正春衆院議員(三重2区)も会見に同席。複数人に対して参院選候補の選考委員会に応募するよう勧めていことを明らかにした上で「(芳野氏に)決め打ちしたわけではない。本人らの話を聞いた上で決めた」と語った。

芳野氏は四日市市出身。京都大法学部卒。同市議を経て、平成27年4月の県議選で初当選した。中川衆院議員の秘書も務めていた。三重民主連合は今後、連合三重に推薦を依頼する方針。立憲民主党などの国政政党への推薦依頼も検討する。

次期参院選の三重選挙区では今のところ、自民党の現職、吉川有美氏(44)と共産党の新人、中川民英前津市議(50)も立候補する予定。28年の前回参院選三重選挙区では、民進党県連の芝博一代表=当時=が自民の新人、山本佐知子氏らを破って3選した。