「自分信じ目標に向かって」 陸上日本選手権・女子100M優勝 世古選手、母校で講演 三重

【母校の児童と握手する世古選手(右)=伊勢市久世戸町の修道小学校で】

【伊勢】山口県山口市で6月に開かれた日本陸上競技選手権大会女子100メートルで優勝した三重県伊勢市出身の世古和選手(26)=クレイン=が4日、母校の市立修道小学校を訪問し、全校児童約380人を前に講演した。

世古選手は、小、中学生で器械体操に打ち込んだが、大けがを経験。けがを乗り越え、中学3年で陸上競技を始めた。宇治山田商業高、筑波大を経て乗馬クラブクレインに入社。学生時代はインターハイや日本インカレで活躍。先月の日本選手権決勝で、日本記録保持者の福島千里選手らを破り初優勝した。

世古選手は、「陸上を始めたころは嫌いだった」と明かし「目標を持ち、仲間に支えられ楽しくなった」と話した。学生時代に福島選手と出会い「勝ちたい」との思いで走り続けてきたと語り「何回も失敗し時間はかかったが、掲げた目標を果たすことができた」「次に目指すのは、東京五輪出場と日本記録」と意欲を語り「みんなも無理だと決めつけず、自分を信じて大きな目標に向かってほしい」と呼び掛けた。

講演後、児童からの質問に答えたり、陸上クラブの児童と写真撮影して交流した。