桑名市が「時差出勤」導入 自己都合OK、三重県内の自治体で初

【記者会見する伊藤市長=桑名市役所で】

【桑名】三重県の伊藤徳宇桑名市長は4日の定例記者会見で、通年利用できる自己都合による「時差出勤勤務制度」を10日から全庁へ導入すると発表した。正規職員とフルタイム再任用職員の計752人が対象。通年利用できる自己都合による時差出勤導入は県内自治体で初めて。

今回、「時差出勤勤務制度」を拡充し、公務に支障が出ない範囲で通常の勤務時間(午前8時半―午後5時15分)を前後30分単位で最大1時間ずらすことが可能となる。

希望者は「時差出勤勤務請求書」に必要事項を記入して希望日の1週間前までに所属長に申請し、所属長が認めれば、小学生以上の子どもの育児、通院、自己研さんなどの理由での時差出勤勤務が可能となる。

これまでの制度では、時差出勤は目的を限定して認められており、働き方の多様化に対応しきれていないとして、昨年7月から今年3月末までモデル課4課で、自己都合による「時差出勤勤務制度」を試験導入し、68件の申請、利用があった。

伊藤市長は「働き方改革に取り組む中、職員からの声が数多くあり、試験導入した結果、全庁で施行となった。『自己都合による』がポイントで、『子どもの学童保育への送迎』『夜の勉強会への参加』『朝静かな環境で仕事に集中』などが可能になる」と期待を述べた。