紀伊半島3県議会 30日に熊野で交流会議 幹線道路整備向け 三重

三重県の前田剛志県議会議長は3日の定例記者会見で、12回目の紀伊半島3県議会交流会議を、熊野市紀和町のホテル瀞流荘で30日に開くと発表した。三重、奈良、和歌山の3県議会から約30人が参加する。

紀伊半島の振興に向けた意見交換をするため、3県議会が持ち回りで平成20年から開いている。三重県議会からは前田議長と前野和美副議長のほか、南部選出の議員らを中心に計9人が参加する。

会議では、奈良県議会からの提案で、紀伊半島の広域的な幹線道路となる「アンカールート」の整備促進に向けて議論する。和歌山県議会の提案で、サイクリングによる観光振興や地域活性化も議題とする。

また、会議では、丸山千枚田保存会の会長を務める喜田俊生さん(69)=熊野市紀和町=が「丸山千枚田の保存活動について」と題して講演する。参加者らは会議の後に丸山千枚田を視察する予定。

前田議長は会見で「紀伊半島の道路整備は防災や地域活性化の役割がある。サイクリングは健康や環境への意識が高まってブームとなる中で、まちづくりにどうつなげていけるのかを議論したい」と述べた。