生徒ら「聴く技術」学ぶ ソーシャルスキルトレーニング 鈴鹿の千代崎中 三重

【上手に聴く練習をする生徒ら=鈴鹿市東玉垣町の市立千代崎中学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市東玉垣町の市立千代崎中学校(堀之内宏行校長、578人)で2日、3年生を対象にしたソーシャルスキルトレーニングの授業があり、生徒206人が「聴くスキル」を身につけた。

ソーシャルスキルとは、対人関係や集団行動を上手く営むための技術。

同校では子どもたちのコミュニケーション力を高めるため、市の教育相談事業で助言者として関わる皇學館大の渡邉賢二教授(57)が作成したソーシャルスキルトレーニングの授業プログラムを活用し、今年度から学校全体で取り組んでいる。全校で取り組むことで、より効果が期待できるという。

年間5回の授業のうち、この日は2回目。クラス別で授業し、それぞれの担任が「聞く」ではなく「聴く」と説明。「聴く」定義を「相手の話を遮ることなく、相手が伝えたいことを理解する」とし、上手に「聴く」ポイントとして相づちを打つ、視線を合わせる、相手に体を向ける、最後まで聴く―の4項目を挙げた。

生徒らは班ごとに分かれて聴く練習をした。4組の田中美羽さん(14)は「どうしたら相手に嫌な思いをさせずに会話ができるかを考えた。笑顔の大切さを感じた」と話していた。