三重労働局 県内5月の有効求人倍率1.69倍 2カ月連続で前月下回るも高水準

三重労働局が29日に発表した5月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0.04ポイント下回る1.69倍で、2カ月連続で前月を下回ったもののバブル後期並みの高水準を保った。雇用情勢を「着実に改善が進んでいる」と13カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前回より7つ下がって18位。有効求人数は前月比1.7%(681人)減の3万9516人、有効求職者数は0.6%(147人)増の2万3335人。新規求人倍率は2.36倍で、前月を0.09ポイント上回った。

産業別では、建設業(前年同月比12.3%増)、宿泊業・飲食サービス業(11.9%増)、医療・福祉(5.6%増)などの増加が目立った。製造業は3.8%増の1698人。県内に9カ所ある安定所のうち7カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は61カ月ぶりに有効求職者数が増加した要因を「事業主による解雇や自主退職で離職者が増えたため」と分析。一方、有効求人数の減少は「3月と4月に大型求人があった反動。引き続き企業の求人意欲は底堅い」とした。