過大補助金で百条委を 松阪市議会に請願上程 自治会集会所改築巡り住民 三重

【松阪】三重県の松阪市議会6月定例会は28日再開し、自治会集会所の改築で過大な補助金が交付されたとする住民監査請求を受けて市監査委員が市に是正勧告をした件で、調査権限の強い百条委員会を設置して真相解明を求める請願が上程され、総務企画常任委員会に委託した。

請願者は住民監査請求した同市下村町の島田厚生氏。請願書では「自治会の事業執行能力のなさ、ずさんな審査など要因ごとに徹底的な調査」を求めている。

補助金は平成23年度に自治会集会所を改築した際、971万円の工事に対して市が補助金480万円を交付したが、実際の工事代は845万円だった。市監査委員は4月27日、市に自治会に対し返還請求などの是正措置を勧告した。

質疑で企画振興部の家城斉和地域振興担当理事は自治会に本来の補助額との差額分と利息を入れて85万円の返還を命じたと説明し、「実際には支払ってない領収書が提出されていた。不適正な受給だった」と述べた。