玉城町 持続可能な町づくり TMKミライデザインプロジェクト 町や大学などが始動 三重

【今後の活動に向けて意気込む「TMKミライデザインプロジェクト」のメンバーと辻村町長(前列右から3人目)=玉城町役場で】

【度会郡】三重県の玉城町内4小学校区の中で、人口減少や少子高齢化が進む下外城田(しもときだ)地区の現状と課題を住民に見える化し、ワークショップを開いて持続可能な町づくりについて検討する「TMKミライデザインプロジェクト」が本年度から始動する。28日には町役場でキックオフミーティングがあり、参加者15人が今後の活動に意欲を見せた。

町と包括連携協定を結ぶ皇學館大学をはじめ、鳥羽商船高等専門学校やNPO法人Mブリッジ(松阪市)、聖隷クリストファー大学(浜松市)、合同会社人・まち・住まい研究所(神戸市)が連携して取り組む。

町の南東部に位置し、農業振興地域の同地区は人口約2300人。自分らの住む地域の現状を知ってもらい、定住・Uターン促進、郷土愛醸成につなげるのが目的で、11自治区の中からモデル地域を選定し、夏休み頃から住民が参加するワークショップを開く。

鳥羽商船制御情報工学科の生徒らが開発中のWEBアプリを活用し、人口推移予想や地域課題、アンケート情報などを分かりやすくゲーム感覚で見える化するほか、地元の小学生らと地形模型を作る予定。

辻村修一町長は「玉城町は人口減少が緩やかで県では4番目の人口減少率だが、今から危機感を持って対策をしていかなければ」、皇學館大教育開発センターの池山敦助教は「地域住民の『自己決定』がキーワード。現状を知り、今後どうしていくかを検討する後押しができれば」と話した。