三重県議会 定数削減請願、きょう採決 最大会派は「自主票決」

三重県議会6月定例月会議は29日の本会議で、定数増に反対する県内の市議や町議らが提出した定数の削減に向けた見直しを求める請願を採決する。最大会派の新政みえ(17人)が所属議員に判断を委ねる「自主票決」としており、採決の行方は不透明だ。

この日の議会運営委員会では、請願に対する各会派の賛否を確認。自民党県議団(13人)、鷹山(3人)、公明党(2人)、大志(1人)の4会派は賛成、自民党(4人)、共産党(2人)、草の根運動いが(1人)、青峰(1人)は反対の意向を示した。

各会派の意向を踏まえると、賛成は19人、反対は8人となるが、新政みえは多くが反対に回る見通しのため、請願は反対多数で不採択となる可能性が高い。採択の可否は、自民党県議団の議員らが27日に提出した定数を削減する条例案の行方も占う。

請願は小林博次四日市市議ら3人が提出。定数増の条例を可決した県議会を「説明責任に課題がある」などと指摘し、定数減に向けた検討を求めている。総務地域連携常任委(服部富男委員長、8人)は20日、この請願を賛成多数で「採択すべき」と決した。