精密機器「ライジング」 上川工業団地へ新工場 松阪市と立地協定 三重

【工場立地協定を結んだ(左から)竹上市長と西田社長=松阪市役所で】

【松阪】精密機器製造「ライジング」(大阪市中央区)の西田洋一社長と三重県の竹上真人松阪市長は27日、同市役所で工場立地協定を締結した。同市上川町の上川工業団地に新工場を建設し、新規雇用は50人。同工業団地への進出は15社目となり、分譲は25年を経て完了した。

同社は昭和27年に通信用コイルメーカーとして創業し、現在は精密機器の受託生産が中心。多気郡明和町平尾と中国広東省に工場があり、従業員数は415人。

新工場は敷地面積7639平方メートル、延べ床面積2936平方メートルで、鉄骨造り2階建て。約7億円投資し、来年3月操業予定。測定機器などを製造し、年間売上高約6億円を見込む。

上川工業団地は敷地面積19・8ヘクタール。平成5年から分譲を開始した。

西田社長(58)は「リーマン・ショックを乗り切り、相手先のかなり細かい要求に応えて仕事量が増えてきた。明和工場の能力の高さが刷り込まれていて、新工場はここしか考えられなかった」とあいさつ。

竹上市長は「昨年末に御社を訪問してから前向きに検討していただいた。雇用環境が大きく前へ踏み出す」と感謝した。