シエラレオネの現状伝える 津・セントヨゼフ学園 シスター吉田さんら来校 三重

【生徒にシエラレオネの話をする(奧右から)シスターの吉田さん、エリサ校長=津市半田のセントヨゼフ女子学園で】

【津】三重県津市半田のセントヨゼフ女子学園が支援する西アフリカ・シエラレオネで活動するカトリック教会のシスター、吉田富美子さん(70)と支援先のグアダルーペ聖母学園のエルサ・パディジャ校長(58)が27日、同校を訪れ、現地の状況を報告した。

同校は毎年市内約10キロを歩く募金活動「ウオーカソン」を実施し、集まった募金を途上国や被災地などに送っている。シエラレオネへの支援は平成16年からで、同地で教育支援をするカトリック教会の修道会に寄付を続けている。

吉田さんは2年ぶり、エルサ校長は初めての来校。中学1年生63人に向けた講演でエルサ校長は女性の地位を高めるために学園をスタートした経緯や長く続いた内戦、エボラ出血熱による被害を説明した。

吉田さんはこれまでの支援で造られた教室などを写真で紹介し「電気や水(の普及状況)は日本では考えられないほど悪い。この国がよくなるようお祈りしてください」と呼び掛けた。

田中さくらさん(13)は「日本は恵まれていると感じた。これからも力になりたい」と感想を述べた。

来校に合わせ生徒会組織代表の青井瞳実さん(17)らが、昨年10月のウオーカソンとボランティアの部活動で集めた募金計120万円を手渡した。募金は遠方から通う生徒のための寮建設に使われる予定。