
【尾鷲】三重県尾鷲市の特産品を年4回届けるまちおこし通販「尾鷲まるごとヤーヤ便」(尾鷲観光物産協会主催)の出荷が始まるのを前に、同市中村町の中央公民館で27日、市や協会職員が温度変化や荷崩れの有無を確認するテスト出荷作業をした。
ヤーヤ便は年4回、魚の刺し身や干物など尾鷲の旬の食べ物を届けるギフトで、今年で10年目。
この日、協会職員と市職員はヤーヤ便が申し込み者に届く途中に箱の中で崩れたり瓶が割れたりしないように確認し、荷詰めした。温度変化を確認するため温度計を入れ、四日市市の集荷センターに送った。
テスト便は28日、協会に送り返され、職員らが中身を見て荷崩れの有無を確認する。
協会の担当者によると、ヤーヤ便は26日現在で524件の申し込みがあり、昨年より早いペースで注文があるという。
2千件の注文を目指しており、担当者は「全品に生の刺し身を入れたり人気商品を復活させたりするなど、10周年を記念する特別なヤーヤ便ができた。尾鷲市を応援してもらえたらうれしい」と呼び掛けている。締め切りは7月6日。
問い合わせは尾鷲観光物産協会=電話0597(23)8261=へ。