三田火力跡地で地産活用を 尾鷲商議所、中電に要望書 三重

【尾鷲】三重県の尾鷲商工会議所の伊藤整会頭は27日、愛知県名古屋市の中部電力発電カンパニーを訪れ、資材部長宛てに本年度中に廃止が決定している中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地利用について、地元産品や資材を活用するよう求める要望書を提出した。

三田火力発電所の敷地は、関連用地を含むと63万4千平方メートルになる。尾鷲市と中電は5月、跡地の活用方法を検討する協定書を締結。協定に基づき、市と中部電力は今後、協議体を設立し、新たな産業振興策を検討していく。

要望書では、撤去・建設工事などで発注・購入予定の手配品について、同会議所会員企業を最優先に活用▽工事などで発生する宿泊、飲食や日用品・嗜好(しこう)品について、可能な限り地元商店を活用する―など3項目を求めている。

同商議所は26日に通常総会を開き、跡地利用として、スポーツ施設や商業施設、バイオ発電所などを建設する独自の構想を示している。

伊藤会頭は取材に「跡地をビジネスとして活用できるよう、商議所が協議体に入って構想を提案していきたい」と話した。