三重県議会の代表者会議 第三者機関設置に賛否 議員定数検討で

【第三者機関の設置について意見が分かれた代表者会議=県議会議事堂で】

三重県議会の代表者会議は27日、議員定数を検討する第三者機関の設置について議論したが、会派間で賛否が分かれたため、7月に再び議論することとした。一方、議会経費の削減に向けた検討には賛成が相次ぎ、議会改革推進会議に検討を求めることで合意した。

この日は、代表者会議に出席する4会派が検討結果を報告。県議会が3月に可決した定数増の条例案に賛成していた最大会派の新政みえ(17人)と自民党(4人)は「専門的な意見を聞いて議論の参考としたい」などとし、第三者機関の設置に賛成した。

これに対し、定数増の条例案に反対した自民党県議団(13人)と公明党(2人)は、定数減の条例案が同日付で提出されたことなどを理由として設置に反対。「条例案の審議を優先させるべき」「次期県議選後に議論すべき」との声が上がった。

前田剛志議長は「2年間にわたる特別委員会での議論は平行線だった。いろんな意見はあるが、もう一度各会派で検討してもらいたい」と述べ、第三者機関の設置に理解を求めた。一方で「必要ないとのことであれば結果を受け止める」とも語った。

第三者機関の設置は前田議長が議長選の所信表明で掲げていた。就任会見では第三者機関から定数や選挙区の検討結果を受け取り、次々回の県議選に検討結果を反映させる考えを示していた。代表者会議で了承されれば、県議会本会議で設置の可否を採決する。