時間外勤務、二極化 三重県職員労組 「管理職がマネジメントを」

【鈴木知事(手前)に長時間労働の是正を求める鳥羽委員長=三重県庁で】

三重県職員労働組合の鳥羽幸也中央執行委員長らは27日の労使協働委員会で、時間外勤務の是正が部局によって二極化していると指摘し「管理職による職場のマネジメントが必要」と幹部職員らに訴えた。

同委員会によると、平成29年度の時間外勤務時間は目標より8時間多い181時間。年間時間外勤務時間が500時間を超える超長時間勤務者は目標を32人上回る169人だった。

部局ごとに1人当たりの時間外勤務時間の目標を設定しているが、達成状況に差がある。出納局の時間外勤務は目標より12時間短い30時間だったのに対し、健康福祉部は41時間長い223時間だった。

鳥羽委員長は「まだ取り組みが浸透していない部分があるのであれば、全体に波及させることが必要」と強調。「職場の人が有意義な目標を持って仕事ができる環境をつくりたい」と述べた。

鈴木英敬知事は「政策を考えるときは他県の先進事例を調べるのに、職場のマネジメントに関してはできていない」と指摘。「他県の同じ部局と情報交換して取り組んでほしい」と述べた。