ブロック塀 46カ所「控え壁」なし 松阪市が緊急調査 三重

【ブロック塀緊急調査結果について記者会見する竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】大阪府北部地震でブロック塀が倒壊して女児が亡くなった事故を受け、三重県松阪市は25日、市内公共施設と市有地の231カ所を対象に独自に実施したブロック塀の安全確認緊急調査の結果を公表した。建築基準法施行令は高さ2・2メートル以下と定めているが、その高さを超えるブロック塀は市営住宅の中万町団地のプロパンガス保管庫1カ所にあり、高さ2・4メートル、昭和55年建設だった。

また、同施行令では1・2メートルを超す場合は強度を高める「控え壁」が必要。高さ1・2―2・2メートルで控え壁がないブロック塀は46カ所あった。内訳は保育園一園▽幼稚園同▽小学校16校▽中学校2校▽その他公共施設26カ所。

撤去や控え壁設置の補正予算850万円を市議会6月定例会に追加上程する。

市役所で記者会見した竹上真人市長は「極力スピーディ―にやっていきたい。すぐ夏休みなので、できるところから取り掛かる」と話した。