高校総体の案内所製作 伊勢工生ら、駅に設置へ パンフ配布や道案内 三重

【県産スギを使い、伝統の建築法を取り入れた案内所を製作する生徒ら=伊勢市神久の伊勢工業高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢工業高校建築科の生徒らが、7月末から県内などで始まる全国高校総体(インターハイ)の開催期間中に駅に設置する「総合案内所」の製作を進めている。

案内所は、同校を含む県立4校が製作していて、それぞれ近鉄4駅(四日市、津、五十鈴川、白子)に設置予定。期間中、県内の高校生が案内所に立ち、選手や来訪者にパンフレットを配布したり道案内する。

五十鈴川駅に設置する伊勢工業高校は、建築科3年生10人が、一級建築士で非常勤講師の東原達也さん(54)の指導のもと作業している。

大きさは、高さ2メートル、幅1・8メートル、奥行き60センチ。県産スギを使い、壁面は、伊勢志摩地域の伝統的な建築技法「鎧囲い」を取り入れた。木の味わいを生かすため着色せず、再利用しやすいよう、組み立てにくぎを使用しない。来月中旬完成予定。

川上裕暉さん(17)は「伝統技術を学び、伊勢らしさと機能性に工夫した。他県の人に三重らしさを伝えながら、インターハイを応援したい」と話していた。

同校のほか、四日市工業高、津工業高、伊賀白鳳高の生徒らが制作を進める。