夏至祭、200人が海でみそぎ 伊勢・二見興玉神社 三重

【日の出の方角に向かって手を合わせる参拝者ら=伊勢市二見町江で】

【伊勢】夏至の21日早朝、夫婦岩で知られる三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で夏至祭があり、約200人がふんどしや白装束姿で海に入ってみそぎをした。曇天で朝日は拝めなかったが、日の出時刻になると太陽の方角へ向かって皆で手を合わせた。

夏至の前後には夫婦岩の中央から朝日が昇る。二見浦一帯の浜は古くからみそぎ浜と呼ばれ、全国から集まった参拝者は船をこぐようなしぐさで体を温める「鳥船行事」をしてから海に入った。雲間から光が差し掛けた時もあったが、朝日は拝めなかった。

初めて参加した札幌市の清水和代さん(45)は「北海道は寒いのでみそぎをする習慣がなく、新鮮な気持ちになれた。朝日を拝めなかったのは残念だが、来年もまた来たい」と話した。