
【尾鷲】尾鷲海上保安部は21日、三重県紀宝町の鵜殿港から東へ約4千メートルの熊野川河口で、作業船「七海」(4・8トン、全長9・5メートル)が漂流していたと発表した。
同日午前4時半ごろ、近くを航行中の漁船が発見し、一一八番した。人は乗っていなかった。
海保によると、建築会社「第三港湾建設」(和歌山県)が所有。工事で熊野川に止めていたという。同社がえい航船を手配し、新宮市の三輪崎漁港に着岸した。海保は20日の大雨で船をつなぐロープが切れたとみている。
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