津市 ため池決壊予測地図を作成 市内262カ所、災害対策 三重

【完成したハザードマップを示す前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は18日の定例記者会見で、市内262カ所のため池について、大規模災害などで決壊した場合の浸水被害の範囲を地図化したハザードマップを作成したと発表した。市内の自治会やため池を管理する団体に約6万部を配る。

平成32年度までにハザードマップを作成して地域住民に配布するよう国から通知があったことを受けて作った。国庫補助を一部活用し、事業費約1億570万円をかけて作成した。

ハザードマップは、市内にある393カ所のため池のうち、下流域で浸水被害の発生が予想される場所を対象に作成した。最大浸水深や到達時間を色分けで示し、付近の避難所も掲載。裏面には適切な避難方法や防災情報の問い合わせ先を記載した。

前葉市長は「災害対策に終わりはなく、ため池でも災害が起こりうるため備えなければならない。ため池の管理を万全にするため耐震化などを管理団体と話し合っていきたい」と話した。