伊勢 シャッターアートで活性化 志摩高・美術部 部員ら閉店舗に描く 三重

【閉店舗へのシャッターペイントに取り組む志摩高校美術部員ら=伊勢市の伊勢銀座新道商店街で】

【伊勢】三重県志摩市の志摩高校美術部員15人が、伊勢市の中心市街地にある「伊勢銀座新道商店街」を盛り上げようと、閉店舗のシャッターに自分らがデザインした絵を描いている。23日に完成予定。

平成27年に、同商店街振興組合(河村武彦理事長)が閉店舗の目立つ商店街を明るく楽しい場所にしようと、路線バスへのペイントやイラストレーターとコラボした病院での似顔絵セラピーなど、地域と連携して活性化に取り組む同校美術部に依頼。伊勢市内の高校美術部も参加し、同商店街でのシャッターペイントが始まった。

同校は毎年参加し、自然に関するデザインを部員らが考案。4回目となる今年は一人ずつデザインを考えて投票し、2年の森英美部長(17)の「光」に決まった。森部長は「太陽の光を浴びて生きている植物や虫をモチーフに『光』を表現した」と説明。9―17日の土日に作業に取り組んだ。

シャッターのさびを落とし、さび止めを施してから白いペンキで下塗り。パート別にチョークで下書きをしてからペンキで色を付けていく。17日には、全体のバランスを見ながら自分が担当する花やチョウ、テントウムシ、クローバー、背景を丁寧に仕上げた。

同部顧問の中川友里教諭は「このメンバーでは初めての共同作業。部員の絆も深まり、地域の人とも交流することができた。今後の活動につなげられるように頑張ってもらいたい」、同組合の野村悦司副理事長は「小さい子どもを連れた人が『きれいだね』と足を止めて見てくれる。今後も続けていければ」と話した。