人工林跡地に5000本植樹  イオン環境財団と三重県、松阪市

【植樹に励む岡田理事長ら=松阪市飯南町向粥見で】

【松阪】イオン環境財団(岡田卓也理事長)と三重県、松阪市は16日、同市飯南町向粥見で「第1回松阪市植樹」を開いた。ボランティア約500人が、杉の人工林の伐採跡地約2ヘクタールに、地域に自生する12種類の広葉樹5000本を植えた。

同財団は、平成2年に設立し、国内外で植樹に取り組んでいる。植樹本数の累計は今年2月末で1166万本に達した。県内では16年の台風で土石流の被害を受けた大台町で17年から5年間にわたって森づくりに励んだほか、四日市市、紀北町と合わせ2万3570本を植えた。

松阪市での植樹は同財団と県、松阪市が4月に結んだ森林保全協定に基づき、2年計画で進める。

開会式で、岡田理事長は「中国、東南アジアでも水の問題から植樹している。木を植えることは将来に向かって大事。一本一本丁寧に植えてください」とあいさつ。

鈴木英敬知事は「50年後、100年後のため、良い自然を残していこう」と訴え、竹上真人市長は「植樹体験は人生の糧になる」と呼び掛けた。

参加者は山の斜面に登り、くわで掘った穴にヤマツツジやクヌギ、コナラなどの苗木を植えて土をかぶせ、踏み固めていった。