
父の日(17日)を前に、三重県内のバラ生産者9人でつくる「三重バラ組合」が12日、県庁を訪れ、鈴木英敬知事らにバラの花束を贈った。鈴木知事には赤いバラ30本を贈り、「県民の父親代表である知事に感謝を届けたい」とした。
父の日にバラを贈る習慣を広めようと平成元年ごろからほぼ毎年知事や県議会の正副議長に組合員が生産したバラをプレゼントしている。今年は鈴木知事に赤のバラ、前田剛志議長と前野和美副議長にはそれぞれピンクのバラを贈った。
大仲正人組合長は「昨年10月の台風などの影響で今年は野菜が高騰。その反動で、バラの単価が安かった」と業況を説明。鈴木知事は「バラの品質向上や市場動向を研究していただき、心強い。野菜が関係するとは思わなかった」と述べた。