五穀豊穣願い御田植祭 鈴鹿の椿大神社 早乙女姿で氏子ら 三重

【一列になって苗を植える氏子ら=鈴鹿市山本町の神饌田で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)は10日、同町の神饌田・瑞宝稲荷社で御田植祭を開き、五穀豊穣を祈念した。

小雨が降る中、一文字がさに紋帷子、手甲脚半、あかねだすき姿の氏子ら41人が一列に並び、約10アールの神饌田にキヌヒカリの苗を丁寧に植え付けた。

特設舞台では、みこらの神楽舞や地元老人会などによる舞踊が奉納された。

田植えの後は、同大神社と別宮椿神社のそれぞれの主祭神、猿田彦大神と天之細女命を描いた大うちわを三度合わせ、秋の豊かな実を願う「大団扇合わせ神事」があった。

9月ごろに収穫し、そのうち一俵を伊勢神宮に奉納する。同祭は平安時代から伝わり、明治時代に一時中断したが、昭和51年に復活。今年で43回目になる。