東紀州の施設や高齢者宅へ配食へ 尾鷲に給食センターが完成 三重

【完成した給食センター「OCK Ba―mi」=尾鷲市矢浜で】

【尾鷲】社会福祉施設など7事業所を運営する三重県尾鷲市のNPO法人「あいあい」(湯浅しおり理事長)が建設を進めていた給食センター「OCK(尾鷲セントラルキッチン) Ba―mi」が完成した。9日に同市矢浜で竣工(しゅんこう)式があり、湯浅理事長や鈴木英敬知事、加藤千速市長らが出席した。

同法人は平成27年に総合福祉施設「あいあいの丘」(同市矢浜)内に運営する事業所の厨房(ちゅうぼう)を一本化し、配膳サービスを引き受けていた。

厨房スペースの拡大や業務の役割分担を図るため、施設を運営する株式会社「OCK Ba―mi」を昨年5月に設立。湯浅理事長が社長を務める。

施設は鉄筋コンクリート3階建て延べ855平方メートル。1階に厨房があり、東紀州地域の福祉施設や高齢者宅への配食サービスなどを実施していく。1階にうどん麺を製造する工場を別に設け、調理員などに障害者を雇用する。津市に今月11日にうどん屋「橙々屋」をオープンさせ、製造した自家製うどんを提供する。

竣工式では湯浅理事長は「スタッフ一丸となって取り組んでいきたい」とあいさつした。来賓として訪れた鈴木知事は「湯浅さんの高い志により施設が完成したことは大変うれしく思う」と述べた。

記念の餅まきが行われたほか、市民らが完成した施設の見学をした。