大矢知秘伝の手延べ麺生産ピーク 三重県・菰野町

【麺の本乾燥作業をする前川代表(中央)ら=菰野町永井のスズガミネ工場で】

【三重郡】夏の食卓に欠かせない「冷や麦・そうめん」の需要最盛期に向け、三重県菰野町永井の手延べ麺製造販売「スズガミネ」(前川常八代表)で、大矢知秘伝の手延べ麺の生産がピークを迎えている。7月中旬ごろまでに約50トンを出荷、販売する。

熟練麺職人の前川代表と従業員10人が、麺に最適な小麦粉を赤穂の塩と地元朝明川の伏流水を使ってこね、延ばし、熟成を繰り返しながら生麺に仕上げ、乾燥から包装まで15の工程すべてに細心の注意を払いながら、フル操業で製造している。

こしが強く、喉ごしが自慢の冷や麦、そうめんをはじめ、もっちりとした食感で人気の町特産マコモ入り乾麺、半生麺合わせて15種を製造している。

お中元時期に合わせて8月31日まで、北勢ブロックの郵便局でも「ふるさと小包」の取り扱いをしている。前川代表(71)は「ふるさと菰野の涼味を、自信を持って全国にお届けしたい」と話している。注文、問い合わせはスズガミネ=電話059(396)2211=へ。