四日市 丸いつぼみ、たわわ サルスベリ出荷最盛期 三重

【出荷作業をする吉川代表(左)=四日市市八王子町の吉川園芸ハウスで】

【四日市】三重県四日市市内で唯一、夏を代表する花サルスベリの栽培、出荷をしている同市八王子町の「吉川園芸」(吉川義明代表)で出荷の最盛期を迎え、愛知県を中心に全国各地への出荷作業に追われている。7月下旬ごろまでに、約1万鉢を出荷する。

6棟計千平方メートルのハウスには、淡いピンクや紫、赤、白などの縮れた花弁と丸いつぼみをたわわに付けた鉢が並び、吉川代表(79)と妻あや子さん(72)、従業員らが分担して、開花し始めたものから一鉢ずつ剪定(せんてい)していた。

サルスベリ(百日紅)は、ミソハギ科の耐寒性落葉高木で、中国南部が原産。欧州で改良された、種から栽培する一才物の矮性種を入手した吉川代表が、室内品種としてぼかしやピンクに白のフリンジ入りなど独自に交配、改良を重ね「夏の日の想い」と名付けて栽培を続けている。

吉川代表は「高温多湿のため、例年に比べて2週間ほど開花が早く、発色は上々です。幹がやや柔らかいがこれから締まってくるでしょう」と話していた。