
【四日市】三重県の四日市北署は7日、西朝明中学校(四日市市北山町)を「自転車盗難防止モデル校」に指定した。期間は来年3月31日までで、被害に遭わないように、生徒らの鍵かけ意識の向上を図る。
同署生活安全課の坂田雄一郎課長らが同校を訪れ、
生徒会の佐久間大宗会長(15)に指定書を、豊田獅童副会長(13)に表示板を、それぞれ手渡した。
同署によると、管内で今年1月から5月末までに自転車盗が77件発生。昨年より20件も多く、そのうち中高生の被害は31件、39件が無施錠だった。
坂田課長は「まずは自分の自転車に鍵をかけ、ツーロックをすることから始めて、周りの人にも呼び掛けてほしい」と話した。