北海道の名付け親 武四郎の偉業解説 亀山で記念館館長が講座 三重

【松浦武四郎氏について講演する中野館長=亀山市東御幸町の市文化会館内「コミュニティCafeぶんぶん」で】

【亀山】歴史や文化などさまざまな講座「ワンコイン・ゼミ」を開いている、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内「コミュニティCafeぶんぶん」は7日、松浦武四郎記念館(松阪市小野江町)の中野恭館長(66)を講師に、今年生誕200年を記念し、北海道の名付け親「松浦武四郎その人となりと偉業」と題した講座を開いた。市民ら25人が参加した。

生涯の多くを旅に費やした旅行家、松浦武四郎氏は文化15年、伊勢国一志郡須川村(現在の松阪市小野江町)で生まれた。16歳で江戸に出向き、探検ノート「野帳」を持ち、諸国を巡りながら探査し、紀行本や地図を作製。当時の政府に登用され、蝦夷地に代わる名称として北海道の基となる北加伊道と名付けた。

中野館長は「今年は生誕200年、北海道と名付けて150年という記念すべき年。『幕末の北方探検家』としてさまざまな偉業を成し遂げた、松浦武四郎を後世に伝えることが自分の使命」と話した。