身近な医療で国際会議 16日から「プライマリ・ケア学術大会」 三重県知事会見

【定例記者会見でMICEの開催を発表する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は6日の定例記者会見で、患者にとって身近な医療を担う「プライマリ・ケア」の普及を目指す「日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」が6月16、17の両日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで開かれると発表した。国内外から約5千人の医療関係者が訪れる予定。伊勢志摩サミット以降に県内で開かれた大規模な国際会議の出席人数としては最多となる見通し。

大会は9回目で県内開催は初めて。日本プライマリ・ケア連合学会が主催し、今回は三重大院医学系研究科の竹村洋典教授が大会長を務める。全国の総合診療医らがプライマリ・ケアの研究成果を発表する。海外からは、米国など9カ国の25人が参加する。

17日には市民公開講座もあり、鈴木知事が「住民とともに歩む医療」と題して講演する。県総合博物館(みえむ)では大会の開催日に基本展示の観覧料を無料とする「コーポレーションデー」を実施し、総合診療医について紹介する展示を設ける。

サミット後のMICEとしては27件目。学会理事の竹村教授が理事会で県内開催を提案して実現した。理事会では県内開催を呼び掛ける鈴木知事のビデオレターも上映したという。県と三重大は平成28年、MICE誘致の連携協定を締結している。

鈴木知事は会見で、大会の経済効果は1億8740万円に及ぶと説明。「積極的な誘致が大きな成果につながった。大会の成功に向けて、最大限のおもてなしをする。今後も三重大とのチームワークを生かした誘致に取り組みたい」と述べた。

市民公開講座は参加無料で、17日午後1時半―同2時半まで。ファクスか電子メールで申し込む。学会は参加費(一般5千円、学生無料)が必要。問い合わせは運営事務局のコンベンションリンケージ=電話052(262)5070=へ。