真珠を観光資源に活用 三重県真珠振興協 秋から「里海泊」開始

【里海泊の開始などを話し合った県真珠振興協議会の総会=伊勢市岩渕1丁目で】

三重県真珠振興協議会は4日、伊勢市岩渕一丁目の真珠会館で総会を開き、会員約20人が出席した。志摩市内の宿泊事業者と連携し、今秋から真珠養殖場の見学などを宿泊プランに盛り込んだ「里海泊」を始める方針を確認した。

協議会は主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催が決定した平成27年に発足。真珠の生産や加工、流通、小売業でつくり「川下から川上までのオール三重体制」で県産真珠のPRに努める。昨年度は県の首都圏営業拠点「三重テラス」などでPRイベントを開催した。

里海泊は真珠を観光資源として活用する事業で、宿泊先は志摩市観光協会加盟の事業者のうち、伊勢志摩サミットの主会場となった賢島など、養殖場に近い施設になる予定。専用のポスターや動画などを製作し、観光客や海外の真珠関係の事業者に向けてPRする。

覚田譲治会長は「真珠に携わる多くの人たちの思いを知ってほしい。真珠の美しさを伝えたい」と話している。