昨年の三重県内 観光入り込み客、最多更新 伊勢志摩中心に増加

鈴木英敬三重県知事は4日のぶら下がり会見で、平成29年の県内の観光入り込み客数は、前年より30万3千人増の4219万5千人で、統計を開始した17年以来、過去最多になったと発表した。2年連続で過去最多を更新した要因について、知事は「伊勢志摩サミットのPR効果や全国菓子大博覧会(お伊勢さん菓子博)の開催で伊勢志摩を中心に来場者が増加した」と語った。

地域別では、北勢が前年比0・7%増の1840万1000人で、最も多くの人が来訪。全国菓子大博覧会(お伊勢さん菓子博)が開催された伊勢志摩が最も伸び幅が大きく、6・8%増の1068万5千人だった。

観光地別では、伊勢志摩サミットで首脳らが訪れた伊勢神宮(伊勢市)が0・7%増の879万8351人で、うち、10万4千人(前年比約0・5%減)は外国人観光客だった。新しいアトラクションの導入や商業施設の改装を実施したナガシマリゾートは1・3%増の1530万人だった。

29年度の観光客実態調査の結果も公表。1人あたりの利用平均額は宿泊客が前年度比653円減の2万5784円、日帰り客が960円増の6304円。旅行の満足度は「大変満足」が8・2%減の18・5%、「満足」が2・2%増の48・1%だった。

鈴木知事は「自由記載欄に東名阪の渋滞解消を求める声が百件ほどあった」と説明。「新名神や四日市・いなばポートラインの開通で、県内の渋滞解消に取り組みたい」と述べた。