津 職人に氷細工の技学ぶ 三重調理専門学校で特別実習

【氷細工に取り組む生徒=津市大谷町の三重調理専門学校で】

【津】パーティー会場の演出などで飾る氷細工の特別実習が4日、三重県津市大谷町の三重調理専門学校であった。1年生33人がプロの手ほどきで氷の彫刻に挑戦した。

業界の専門職人から技術を学ぶ実習で氷細工は20年以上前から実施。市内の調理師有志で作る「津氷彫会」の藤岡茂郎会長(69)ら3人が指導した。

生徒は6グループに分かれ、設計図を基に重さ約30―70キロの氷の塊に白鳥、タカ、ハープなどの線をデッサン。下絵に合わせてノコギリを入れ、平のみや角のみを使い分けながら削った。

藤岡会長は「思い切って削ってみて」などと助言。途中でハクチョウの首が折れたりタカの胴に裂け目ができたりと悪戦苦闘しながら、力を合わせて約1時間半で完成させた。

崔鎭圭さん(34)は「先生は柔らかそうに彫っていたが自分がやったら固かった。氷の塊からこんな形ができてすごい」と感想を話した。