三重県議会 知事「正念場の年」 6月定例月会議スタート

【本会議の提案説明に臨む鈴木知事=三重県議会議事堂で】

三重県は4日に始まった県議会6月定例月会議に、桑名市五反田の不法投棄事案をめぐる対策工事に1億円を追加する工事契約変更など、10議案を提出した。任期満了(来年4月20日)まで1年を切った鈴木英敬知事は冒頭の提案説明で「全力で知事の職務に取り組んできた」と就任から7年間を振り返るも、次期知事選への態度は明言しなかった。

鈴木知事は「知事として就任し、7年が経過した。この間、県民が変化と成果を実感し、未来に夢と希望を持つことのできる三重づくりを目指し、全力で知事の職務に取り組んできた」と振り返った。

その上で「みえ県民力ビジョン第二次行動計画は後半に入っている。計画で掲げた目標の達成に向け、しっかりと道筋を付ける意味で正念場となる年度であり、最後まで一つ一つ成果にこだわる」と述べた。

また、3年後に終了を予定するRDF(ごみ固形燃料)焼却発電事業について、桑名広域清掃事業組合が来年9月にRDFの搬入終了を予定していることから、終了時期の前倒しを検討していると説明した。

不法投棄事案の契約変更は労務単価の上昇が理由で、増額後の契約金額は約35億9千万円。菰野町で建設中の「湯の山大橋(仮称)」や、伊賀市と奈良県山添村をつなぐ五月橋の工事費も増額した。