能楽19演目を披露 四日市で連盟44人、子どもらも出演 三重

【素謡「熊野」を披露する会員ら=四日市市日永東の市勤労者・市民交流センター本館で】

【四日市】三重県四日市市と市文化協会は3日、同市日永東の市勤労者・市民交流センター本館で、第68回市民芸術文化祭「第26回・能楽をたのしむ会」を開いた。四日市能楽連盟(芦田清吾会長)の会員ら44人が日ごろの研さん成果を披露した。

森智広市長が「世界に誇るべき日本の伝統文化である能楽を通じ、市の文化振興と寄与に深く敬意を表します」と、祝辞を寄せた。

同連盟の観世、金剛のシテ方二流派と大鼓石井流、小鼓幸清流、笛藤田流の会員らが、素謡「熊野」「井筒」、仕舞「生田敦盛」、舞囃子「班女」など19演目を演じた。会員と参加者らによる「羽衣」の大連吟や子ども一口謡、寿獅子舞の友情出演もあった。

芦田会長(79)は「子どもたちの出演が実現し好評だった。今後も若者たちに伝統文化を広く伝えていきたい」と語った。

会場別室では、「古(いにしえ)の市井(しせい)の女性たち」と題し、町娘や遊女などを題材にした能演目の映像を希望者に紹介していた。