アマゴの稚魚放流 住民や小中学生100人・いなべ

【アマゴ稚魚を放流する津田学園中サイエンスクラブ=いなべ市北勢町の小原一色川で】

【いなべ】いなべ市北勢町の小原一色自治会(片山国春会長)と四日市市の天然植物薬品メーカー「フローラ」(川瀬善業社長)は2日、員弁川源流の小原一色川へアマゴの稚魚約1万匹を放流した。

平成21年から始めて10回目となる。川瀬社長は「10年前にふるさとの川の魚が激減したと感じ、当時から共同研究を進めていた近畿大学に相談したところから、このアマゴ放流事業を始めた」とあいさつし、「釣り人も入るようになり、よく釣れると聞く。小原一色がよくなるよう100回は続けたい」と抱負を述べた。

参加した地元の住民や近隣の小中学生ら約100人は、和歌山県新宮市の近大水産研究所で育てられたアマゴの稚魚が入ったバケツを受け取ると次々に川へ放流。津田学園中学1年生の女子生徒は「森の中で自然が豊か。アマゴ放流は初めてで緊張したけど楽しめた」と感想を述べた。

地元住民の60代男性は「小学校にプールがなかった昔はこの川をせき止めて泳いだ。今よりも川幅も水量もあり、天然のプールでよくアマゴやマスを見た」と話していた。