絶滅危惧Ⅱ類「ヒメコウホネ」咲き始める 四日市の和無田池

【和無田池に咲くヒメコウホネの花=四日市市和無田町で】

【四日市】環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされるスイレン科のヒメコウホネ(姫河骨)が、三重県四日市市和無田町の和無田池で開花している。例年に比べて10日ほど早い。

ヒメコウホネは浅い池や沼に生える多年生の水草で、浮葉はスイレンに似ている。6月から9月にかけて五個のガク片が花弁のように見える直径四センチほどの黄色い花を開く。根茎の内部は白く、乾燥すると動物の背骨に似ているところから名が付いたという。

和無田町民生委員の中田喜幸さん(66)は「自治会環境部を中心に地区住民が一丸となって池周辺を整備して、地域の貴重な財産として大切に保護している。授業で訪れる児童や遠方から撮影に来る人も増えています」と話していた。