あおり運転取り締まり 伊勢湾岸道、三重県警高速隊と航空隊

【摘発の様子を撮影した県警ヘリ「航空いせ」からの航空写真(県警提供)】

あおり運転など交通トラブルへの対策として、三重県警高速隊と航空隊は1日、桑名市や四日市市の伊勢湾岸自動車道下り線で、合同での取り締まりを初めて実施した。

あおり運転は極端に車間距離を詰めたり、急な割り込みやブレーキをかけたりする行為で、重大事故につながる可能性がある。昨年6月には、神奈川県の東名高速道路で無理やり停止させられた夫婦が死亡した追突事故が大きな話題となった。

県警高速隊などによると、今年は5月末までに、あおり運転に関する236件の110番があった。車間距離を詰める「車間距離不保持」の摘発は昨年中で100件。うち99件は名阪道路を含む高速道路上だった。今年も4月末現在で20件を摘発している。

この日、県警のヘリ「航空いせ」が下り県境から四日市ジャンクションまでの約13キロで上空から違反車を捜索。地上の車両と無線で連絡しながら2件の通行帯違反を摘発し、1件の車間距離不保持違反に警告した。

伊藤誠司高速隊副隊長は「従来の平面での取り締まりと比べて、秩序を乱す悪質で危険な運転を把握しやすい。継続的に実施したい」と話した。