伊勢神宮にアユ奉納 「大内山川のぼり鮎」会員ら 三重

【大内山川で捕れたアユを入れた木おけを担いで宇治橋を渡る会員ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮で1日、度会郡大紀町内を流れる大内山川で捕れたアユ120匹が奉納された。

大内山川漁業協同組合(渡邊典浩組合長)の役員や三重大学などでつくる「大内山川のぼり鮎」(奥山治郎会長)の会員ら22人が、アユを載せた木おけを担いで宇治橋を渡り、神楽殿へ向かった。神宮へのアユ奉納は全国でも同会が初めてという。

大内山川は宮川最大の支流で延長約40キロの一級河川。県内外からアユなどを求めて大勢の釣り客が訪れる。

今年は5月12日にアユ友釣りが解禁。奉納に向け、漁協役員らは同31日に雨の中で釣りを行い、体長18―20センチのアユ120匹を用意した。

アユ奉納は次世代にアユや自然環境を残すことを願って行った。渡邊組合長(53)は「今後も宮川水系の天然遡上(そじょう)のアユを守っていけるように取り組んでいきたい」と話した。