尾鷲に残って空き家対策 地域おこし協力隊終了 木島さん市長に報告 三重

【加藤市長(手前)にこれまでの活動や今後について語る木島さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の地域おこし協力隊の木島恵子さん(51)が31日、3年間の任期を終え、市役所で加藤千速市長に活動終了の報告をした。協力隊としての活動は終えるが、今後も同市に住み、さまざまな活動に取り組んでいく。

木島さんは埼玉県所沢市出身。田舎暮らしに憧れて、地方の空き家を探していたところ、インターネットで尾鷲市が空き家物件を紹介する「空き家バンク」を開始することを知って、協力隊に応募した。

同市では初めての定住・移住コンシェルジュとして、同市九鬼町の移住体験住宅「みやか」の運営や市が昨年3月に開設した「おわせ暮らしサポートセンター」で定住・移住の相談や空き家の紹介などに取り組んできた。

加藤市長は「本当にありがとうございました」とねぎらい、「任期終了後も活動していただくことは本当に心強い」と期待を寄せた。

木島さんは「尾鷲は空き家の質が良く、仕事のやりがいがあった。これからも空き家の利活用を進めていきたい」と話した。

木島さんは今年4月にサポートセンターを法人化し、理事長に就任。現在、同市三木浦町にある木造2階建ての空き家の改修に取り組んでいる。移住体験住宅を夏ごろまでに開設する予定という。